1944年から1970年までの活躍期間中
太平洋戦争で活躍した後は休止も多かった
"Essex-class aircraft carriers"
"USS BENNINGTON(CVA-20)"の1点です。
当初は"CV-20"でしたが1950年代に
甲板の拡張等の"CVA-20"への
改修工事が実施されました。
こちらの1点は1950~1960年代の1点かと思います。
サイズは直径約7.5cmです。
バックサイドに刻印されております
"FUKAGAWA"の記載は佐賀県有田町にございます
1894年の創業から今なお第一線で活躍中の伝統ある
有田焼の窯元である深川製磁のことでかと思います。
"USS BENNINGTON"が日本へ寄港したような
タイミングがあったのでしょうか。
朝鮮戦争やベトナム戦争へは大きく関わったような
記載を見つけることは出来なかったのですが
何らかの際に日本で作ったのかと思います。
ちょっとミステリーも感じますが…。
片手に持ちながら煙草を楽しむサイズの1点。
いつも携帯用灰皿をご愛用のみなさまも
スマートにこちらの灰皿をポケットから取り出し
お仲間との談笑時など掌にこちらを収めつつ
煙草の煙を燻らせるお姿いつもとは一味違う
紳士の嗜みを感じさせるかもしれません。
もしかしましたらこのようなタイプの灰皿が
紳士淑女の社交界でスタンダードとなる日も
近いかもしれませんがわかりません。
そのような暁には60年の時を超えたこちらの1点は
間違いなく周囲の目をくぎ付けにするのではないでしょうか。
当時の艦橋から海を臨みつつタバコを楽しむシーンも
目に浮かぶようです…その場にこの灰皿もいたのでしょうね。
なんだか当時の情景が目に浮かぶようです。