MA-1からフライトジャケットの座を
引き継ぐ形で採用されたCWU-45/Pの
まだバックサイドにアクションプリーツの付いた
初期の頃のタイプで"MIL-J-83388B"かと思いますが
TAGの文字が良く読めず申し訳ございません。

全体的にずいぶんと使用感が感じられます上に
右袖のリブが短く縫われてしまっております。
穴か何かが開いて短くしてしまったのでしょうか。
他には特にひどいダメージもなさそうですが
なんとなくの薄汚れている感はございますが
全体にパッチの残る点はとてもラッキーです。

やはりTAGの文字がはっきり読めないのですが
sizeMではないかと思います。
ざっとの寸法は下記の通りです。
身幅58cm×肩幅50cm×着丈61cm×袖の長さ66cm

右袖のパッチは1972年から1993年まで
活躍しておりました"Fighter Squadron 1"
"VF-1 WOLFPACK"です。
丁度このジャケット頃の1980年代
"CVW-14"からこちらのジャケットの左胸のパッチ
"CVW-2(Carrier Air Wing 2)"へと配属替えとなったようで
空母もそのタイミングで"USS ENTERPRISE"から
"USS KITTY HAWK"へと載り換えたようです。

右胸のパッチは"Commander, Task Force 77"
どのような作戦等でこちらのパッチが付いているのか
はっきり事情がわからないのですが1981年に何か
"CTF 77 / CCG-5 / CTF 70"での動きがあったようです。
はっきりせず申し訳ございません。

1980年代の冷戦下での緊張感も伝わってくるような
いわゆる最初の"TOP GUN"に出てくるようなシーンも
多く味わってきた1着なのかもしれません。
眺めているだけで空想に時を忘れてしまいそうです。