1940年代後半から1950年代へと時代が流れ
ジェット戦闘機が主流になってくるにつれまして
ヘルメットやハーネスのデザインにも変化が現れ
それまでの襟に付けられたムートン等のボアが
コックピット内での稼働性に障害となり
満を持してデザインされたシリーズが
まさに今でも有名な"MA-1 Jacket"となります。
こちらは"MA-1"が登場した最初の頃の年代
まだ裏地にオレンジカラーが採用される以前
"MIL-J-8279B"1959年の１点となります。
全体的になんとなくの使用感がございます上に
襟や裾のニットにも穴が複数ございます（画像）。
フロントにうっすら汚れている感があります上に
右胸にもパッチを外した跡がうっすらございますが
既に60年以上が経過しております点を考慮しますと
ラッキーな方のコンディションではないかと思います。
バックサイドにも汚れがございました（画像）。
sizeLでざっとの寸法は下記の通りです。
身幅62cm×肩幅49cm×着丈59cm×袖の長さ61cm
この時代は中綿に"Wool(58%Wool 42%Cotton)を
使用しておりますのでズシリと大変暖かいです。
バイクにも頼もしいのではないかと思います。
どちらかと申しますと汚れているコンディションですので
あまりきれいめなシーンにはどうかと思いますが
ちょっとタフなシーンには雰囲気良さそうではないでしょうか。
だんだん見かけなくなってきた年代かと思いますので
お探しのみなさまにはおすすめな１点と申し上げられそうです。